# 200V電源 + 10GbE LAN Ready チェックリスト

EV・AIワークステーション・大容量NASに対応する電源・ネットワーク計画確認表。

新築・改修・移転の計画段階でこのチェックリストを確認することで、後施工の高コストを抑えやすくなります。建築会社、ハウスメーカー、設計者、ネットワーク施工業者との連携にご活用ください。事務所・工場・倉庫の電源/LAN見直しでも下書きとして使えます。

## 使い方

- 該当項目にチェックを入れてください。
- 未定の項目は、図面レビュー時の確認事項として残してください。
- ウェブ版は「一般向け簡易版」と「ハイエンド向け詳細版」を切り替えできます。
- 準備度の目安: 80%以上 = 推奨レベル、50〜79% = 一部対応推奨、50%未満 = 図面レビュー推奨。
- これは目安です。カイズ電気の現地確認・施工前確認で、定格、表示、配線ルート、施工範囲を最終確認します。

## Web / PDF 版の運用

- Web版 `/checklist` は、簡易版と詳細版の切り替え、準備度スコア、カテゴリ別チェック、重要な未確認項目、印刷/PDF保存ボタンを提供します。
- Markdown版 `/checklist.md` は、PDF化・印刷・建築会社共有・レビュー前の下書きに使うための原稿です。施主が建築会社・設計者へ渡す要望シートとしても使えます。
- 診断ツール `/simulator` は、EV、200Vエアコン、AI PC、NAS、10GbE需要、分電盤余白などから、推奨回路・LAN配管・目安費用帯を出します。
- 費用感や失敗パターンの詳細は `/cases` に集約します。チェックリスト本文では固定価格や保証表現を避けます。

## 建築会社へ渡す要望シート

設計打合せで「そこまで必要ない」と流されないよう、施主側の要望を確認項目として整理します。必要なものだけ選んで、建築会社・ハウスメーカー・設計者へ共有してください。

- [ ] EV充電器、将来V2H、駐車位置を図面に反映したい
- [ ] 200Vエアコン、IH、エコキュート、蓄電池の専用回路候補を確認したい
- [ ] 仕事部屋、AI PC、NAS、UPS、10GbEスイッチの電源・LAN・放熱をまとめて見たい
- [ ] Wi-Fi 7/8アクセスポイント用に、天井・各階へCat6A空配管または有線バックホールを検討したい
- [ ] 分電盤予備、情報盤サイズ、Cat6A、空配管、ラベル、回路表を竣工後も残したい
- [ ] 200Vコンセント形状、ラベル、盤内表示、誤接続防止の方針を施工前に確認したい
- [ ] 法人・施設の場合は、オフィス平面図、ラック構成案、複合機・サーバー・ネットワーク機器の予定を整理したい

## モードの使い分け

| モード               | 主な対象                                                                      | 使いどころ                                                  |
| -------------------- | ----------------------------------------------------------------------------- | ----------------------------------------------------------- |
| 一般向け簡易版       | EV、200Vエアコン、仕事部屋、Cat6A、屋外設備をざっくり確認したい施主・担当者   | 初回相談前、建築会社との打合せ前、社内要望整理              |
| ハイエンド向け詳細版 | AIワークステーション、NAS、10GbE、V2H、PoE、UPS、専用盤まで見たい施主・設計者 | 図面レビュー、情報盤/分電盤計画、建築会社・弱電業者との調整 |

## スコアの読み方

- 80%以上: 推奨レベル。図面・設備表・駐車位置・機器候補をそろえて詳細レビューへ進みやすい状態です。
- 50〜79%: 一部対応推奨。分電盤余白、空配管、Cat6A、屋外/仕事部屋など、後施工になりやすい項目を優先確認します。
- 50%未満: 詳細レビュー推奨。新築時に決めるべき電源・LAN・盤・配管の論点が残っている可能性があります。

スコアは目安です。低いスコアでも計画が悪いとは限らず、高いスコアでも有資格者確認を省略できるわけではありません。

## 0. 一般向け簡易版

- [ ] EV充電器や将来V2Hの可能性を駐車位置と合わせて考えている
- [ ] 分電盤の予備スペースを確認する予定がある
- [ ] 高負荷建物ではメイン分電盤拡張だけで足りるか確認したい
- [ ] 仕事部屋・デスク周りのコンセント位置と数を多めに考えている
- [ ] 仕事部屋やリビングにCat6Aまたは空配管を入れるか検討している
- [ ] 屋外・ガレージ・防犯カメラ・工具充電の使い方を考えている
- [ ] 大型エアコンやIH/エコキュートなど200V設備の予定を整理している
- [ ] 太陽光・蓄電池・NAS・高負荷PCなど将来入れたい設備がある
- [ ] 200Vコンセント形状、ラベル、盤内表示、定格確認など、施工前確認の論点を残している

## 詳細版について

以下のA〜Eは、AIワークステーション、NAS、10GbE、V2H、PoE機器などを強めに想定するハイエンド向け詳細版です。

## A. 基本情報

- [ ] 建物種別を整理している（注文住宅 / 建売 / リフォーム / 事務所 / 工場 / 倉庫）
- [ ] 延床面積・階数を整理している（例: 35坪 / 2階建て / 事務所区画）
- [ ] 主な用途を整理している（在宅ワーク / AI / ホームサーバー / 一般利用 / 法人設備）
- [ ] 契約電力または契約容量を把握している（kVA / A）
- [ ] 分電盤容量、主幹容量、予備スペースを確認している
- [ ] 平面図、配置図、駐車位置、仕事部屋、情報盤候補位置を用意できる

## B. 200V電源関連（電源準備）

- [ ] EV充電器の設置予定がある（位置・出力kW・駐車向き）
- [ ] 200Vエアコン設置予定を整理している（台数・容量・設置部屋）
- [ ] IHクッキングヒーター / エコキュートの予定を整理している
- [ ] 蓄電池・V2H・太陽光発電システムの将来導入を想定している
- [ ] AIワークステーション / GPUサーバーの合計消費電力を概算している
- [ ] ガレージ・屋外設備の負荷を整理している（工具充電、外構、屋外コンセント）
- [ ] 分電盤の予備スペースを確保している（ブレーカー予備）
- [ ] メイン分電盤拡張と計量器二次側分岐専用盤の比較が必要か確認している
- [ ] 200V専用回路の本数・容量を検討している（20A / 30A）
- [ ] 電源用空配管の本数・ルートを検討している
- [ ] 接地工事、コンセント形状、ラベル表示の方針を確認している
- [ ] 回路別電力計測器またはHEMS導入を検討している
- [ ] 契約容量・アンペア増強の必要性を確認する予定がある

## C. 10GbE LAN関連（LAN準備）

- [ ] 10GbE対応を前提とした全体LAN計画を立てている
- [ ] Cat6Aまたは上位ケーブル用の配線・空配管本数を検討している
- [ ] 主要機器室、ワークスペース、リビングへのスター配線を検討している
- [ ] 配管の曲げ半径と通線しやすさを確認する予定がある
- [ ] 電源線との電磁干渉回避を検討している（別配管または十分な離隔）
- [ ] 将来追加用の予備空配管を確保している（最低1〜2本）
- [ ] パッチパネル設置位置・サイズを検討している
- [ ] 10GbEスイッチ設置スペースと電源を検討している
- [ ] RJ45ウォールプレート位置を決めている（デスク高さ・ラック高さ・天井付近）
- [ ] PoE++対応機器を整理している（カメラ、Wi-Fi AP、IoT機器）
- [ ] サーバーラック / NAS設置位置と冷却計画を検討している
- [ ] ルーター・コアスイッチの上流10Gポートを検討している
- [ ] SFP+ / RJ45混在、発熱、ケーブル種別を確認する予定がある
- [ ] 10GBASE-TとSFP+の消費電力差を確認する予定がある（10GBASE-T: 約2W〜5W/ポート、SFP+: 約0.5W〜1W/ポートが目安）
- [ ] 2.5G / 5G機器との互換性も含めて段階導入を考えている
- [ ] ラベル貼付・配線図作成のルールを決めている

## D. 統合項目（電源 x LAN）

- [ ] 高負荷機器（AIサーバー・NAS・UPS）の電源を専用回路候補として整理している
- [ ] 10GbEスイッチ・NAS・サーバーの電源容量を確認している
- [ ] 電源・LAN・空調・作業動線を合わせて機器配置を最適化している
- [ ] 停電時・バックアップ時のネットワーク継続性を検討している（UPS連携）
- [ ] 将来拡張時の両対応を考えている（25G LAN + より高出力電源）

## E. 誤接続防止・記録

- [ ] 200Vコンセント形状・ラベル・盤内表示で誤接続を防ぐ方針がある
- [ ] プラグ、コード、タップ、PDU、コンセント定格を確認する
- [ ] ネットワーク配線業者または弱電施工者との連携体制を確認している
- [ ] As-Built（竣工）図面にLAN・電源記録を残す予定がある
- [ ] ケーブルテスター、導通、速度確認の検証計画がある

## レビュー依頼時にあるとよい資料

- 平面図、配置図、駐車位置が分かる資料
- 分電盤、情報盤、仕事部屋、NAS/サーバー置き場の候補
- EV、空調、IH、エコキュート、太陽光、蓄電池、V2Hの予定
- AI PC、NAS、10GbE、PoE機器、Wi-Fi AP、カメラの予定
- 法人の場合はオフィス平面図、ラック構成案、複合機・サーバー・ネットワーク機器の予定
- 建築会社・設計者へ確認したい質問

## 費用目安の扱い

費用レンジは、固定料金や保証ではなく「後から気づくと大きくなりやすい差」を説明するための参考値です。

| 項目                    | 新築時追加の目安           | 後施工の目安     | 注意                                           |
| ----------------------- | -------------------------- | ---------------- | ---------------------------------------------- |
| 200V専用回路 1本追加    | 3〜8万円程度               | 15〜40万円       | 壁開口、配線距離、分電盤位置で変動             |
| Cat6A空配管 10m程度     | 1〜4万円程度               | 8〜20万円以上    | 天井裏・壁内配線や露出モールで変動             |
| EV充電器用200V + 盤調整 | 5〜15万円程度              | 25〜50万円程度   | 駐車位置、幹線容量、充電器仕様で変動           |
| 計量器二次側 分岐専用盤 | 10〜25万円程度から個別見積 | 新築時検討を推奨 | 電力会社申請、保護協調、設置スペース確認が必須 |

地域、住宅規模、施工会社、配線ルート、壁・天井条件により大きく異なります。必ず複数見積もりと現地確認を優先してください。

## 注意事項

- 200V化で電気代が半分になるわけではありません。同じ仕事量なら消費電力量は基本的に同じです。
- 100Vや1GbEをなくす提案ではありません。必要な場所に200V/10GbEを準備し、100V/1GbE/Wi-Fiと併用します。
- 200V対応機器でも、プラグ、コード、タップ、PDU、コンセント定格の確認が必要です。
- 計量器まわりの分岐専用盤は、スマートメーター二次側、契約条件、主幹保護、電力会社申請、設置スペースの確認が必要です。一次側からの無断取り出しや契約ブレーカー迂回は前提にしません。
- 10GbE LANはCat6A、曲げ半径、配管径、電源線との離隔、情報盤内の放熱を確認してください。10GBASE-T/RJ-45は約2W〜5W/ポート、SFP+は約0.5W〜1W/ポートを目安に、機器の常時負荷、ファン音、UPS容量も見ます。
- Wi-Fi 7/8を活かす場合も、アクセスポイントまでの有線バックホールが細いとボトルネックになります。必要な部屋・天井位置・各階へのCat6A空配管を検討してください。
- リフォームでは隠蔽配線ができる条件と、露出配線になる場合のモール色・通す高さ・家具や巾木との関係を確認してください。
- 電気工事は必ず有資格者が行ってください。
